第1章 「エッジのあるトレードをすること」が利益の源泉
まとめ
・テクニカル分析は普遍的かつ再現性のあるトレード方法
・テクニカル分析で「チャートの現状を分析」→エッジ(確率的に優位な局面)を探す
・エッジの場合でも負けることはあるが繰り返しトレードすればトータルで勝てる
・具体的なエッジの状態
①移動平均線の並び②新高値・新安値更新③レジスタンスライン・サポートライン
・なぜトレードを行うか?
あらゆる投資家に共通する考えは「資産を増やしたい」からだ
トレードにおいて資産を増やすには大きく分けて2つある
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析だ
ファンダメンタルズ分析…市場、ニュースなどの情報を駆使してトレードする
テクニカル分析…チャートを見てトレードする
普遍的で再現性のあるテクニカル分析を使うことがトレードで稼ぐにはよい方法だ
・テクニカル分析で重要なことは
「チャートを使って相場の現状を分析する」ことである
チャート分析というのは未来を予測するものではなく、現状を分析するほうに重要性がある
現状分析の中で「エッジがある状態」=確率的に優位な局面を探し出すことがチャート分析の基本である
・エッジがある状態は確率的に勝てるということなのでもちろん、負けることもある。
ただ、そうした場面でトレードを行えばトータルでは6〜7割は勝てるということになる
要するにエッジのあるところで繰り返しトレードを行えばトータルで勝てる可能性が高い
・エッジの具体的な場面
①移動平均線
ロングの場合
上から短期・中期・長期の並びで右肩上がり
ショートの場合
下から短期・中期・長期の並びで右肩下がり
②新高値・新安値更新
新高値更新→価格上昇
新安値更新→価格下降
③レジスタンスライン・サポートライン
価格が上昇トレンドや下降トレンドに反発する
抜けると値動きに勢いが増す(ポジションを持っていたトレーダーたちのロスカットによるエッジが発生)